「なぜ、日本?」とよく聞かれます。
オーストラリア出身の私が、日本で会社をつくって、世界に向けて製品を届けている。そう説明すると、ほとんどの方が同じ質問をしてきます。
正直な答えは、「難しかったから」です。
簡単な道ではありませんでした。だからこそ、続ける意味がありました。
2017年、札幌の1年
2017年、私は1年間札幌で暮らしていました。日本語を学ぶこと、日本社会の中で生活することが目的でした。
その間に、地元のいくつかの小さな工場や工房を見学する機会がありました。そこで見たのは、原料を選ぶことに時間をかけ、工程を妥協せず、目立たないところまできちんと仕事をする職人さんの姿でした。
この日本のものづくりの姿勢を、世界に届けられないか。そう思ったことが、Purecraftsの始まりです。
ウェルネス、そして人と人の時間
Purecraftsは、ウェルネス製品のブランドです。マッサージジェルパウダーから始まり、現在はジェリーバスパウダーも展開しています。
製品の使い方は、人それぞれです。ご自身のセルフケアとして使う方もいれば、パートナーと過ごす時間に取り入れる方もいます。家での暮らしの一部として、それぞれの形で取り入れていただいています。
私が大事にしたかったのは、こうした製品を「品のある形で」提供することでした。
ウェルネスや、誰かと過ごす親密な時間。これらは生活の自然な一部であり、隠したり、後ろめたく感じたりするものではない、と私は思っています。だからこそ、見せ方も伝え方も、落ち着いていて品があるブランドでありたい。日本の品質と、日本の落ち着いた美意識。この2つを軸にしようと決めました。
難しいからこそ、続ける
海外から日本で会社を経営し、製造、規制、流通を回す。簡単な仕事ではありません。すべてに時間がかかります。
この仕事を続ける中で、毎月のように新しい課題が出てきます。それでも、続けています。
難しいからこそ、続ける価値があると思っているからです。